一度立ち止まって変化を楽しむ4コマワークショップ

4コマワークショップ
15回目の開催となった「4コマワークショップ」ですが、今回はまず、あるご住職からいただいたお言葉について話をさせていただきました。

「正」という文字の由来

『正しいという文字は「一」度、立ち「止」まると書くんだよ』と聞いて以来、私の頭から離れることがなく、そのお言葉は4コマワークショップにも通じるものを感じているのです。

これまでの活動を振り返ってみると、慌ただしい生活の中でも、4コマワークショップの時間は、目の前の創作に集中できている時間となっているのではないかと思います。
私自身無意識ではあるものの、この時間を通じて「一度立ち止まる」、すなわち正しい方向に自分を調整する仕組みを作っていたのかもしれないと考えた次第です。

思い起こせば、14回目でも参加者の自己紹介から4コマワークショップ開催の目的を思い出したり(苦笑)、次の展開へのヒントを得る時間となったりと、4コマワークショップのおかげで成長を実感できるようになったのではないでしょうか。

「集中」ではなく「立ち止まって考える」時間

これまで4コマワークショップは、「集中」することに価値があると考えていました。しかし、その一方で「集中している状態」はただ単に思考を停止しているだけなのでは、と疑問に感じることもあったものです。日々、ぷらぷら・キョロキョロしている私にとってはなおさらでしょう。

そんな中に浮かんだ住職のお言葉は、4コマワークショップは「集中する時間」というようりも、「立ち止まって考える=正しい方向へ進むために考える時間」として参加者に提供しているのではないのか、と気づく機会になりました。

もちろん「感性を磨く場」として、自分の中で作られる感性に気づき、また参加者の感性に触れる場所であることには疑いの余地もありません。

4コマワークショップが「感性を磨き、正しい方向を考える時間」だと気づいたことで、さらに企画に磨きがかかった気がしています。

より気づきを深めるために

私は気づきも学びもない退屈な日常を過ごしたくはないし、そんな日なんてないと、漠然と考えています。
しかし、無理してまで気づきを得るために行動しようとも考えていません。ある程度脱力している状態が私には心地がよいですし、その状態でこそ気づきを得られることもあります。

基本的に、楽しく笑顔でいながら気付きを得られる毎日を送れるように生きているつもりです。毎日、自分のご機嫌をいつも自分でとっているように感じることもあるのですが…。

そんな感じで過ごす日々の中で、得られた気づきをさらに深められるように、今更感がありますがTwitterでつぶやくことを始めました。SNS活用を思い付いたきっかけは14回目の4コマワークショップで得られた気づきです。この際にはInstagramと書きましたが、やはりTwitterにしました。
よかったら覗いてみてください。

URL:https://twitter.com/yoshihiro_mita

今回は、信じがたい出来事の体験がオチとして続くという驚きから始まったことで、本当に人の経験や創造力というのは限界がないなと感じた印象深い回でした。

私は人それぞれが持つ人となりや可能性に興味がありますし、これからも積極的に触れていたいと考えています。
そんな風に考えると興奮が冷めやらず、たくさんの荷物を抱えながら新宿の雑踏をかきわけ、一駅分余分に歩いて帰りました。

参加者から頂いた感想

今回も楽しく4コマを描けましたし、皆さんの作品も楽しませてもらいました(^^) 今日は最初から立て続けに驚く話(猪苗代からの、いぬのしらせ)の4コマが続いたのが、特に印象に残っています…! 4コマを通じて起承転結のある伝え方を鍛えるだけでなく、情報や経験談、価値観を共有することも素敵だと思います! お食事も美味しかったです(^^) どうもありがとうございました!!

事業を作ったり、サービスを開発していたりするので、短い時間で要点を押さえて第三者に伝える必要性を日々感じています。 そのため、このワークショップはとても実践的。しかも、アットホームな雰囲気も良いですね。アイデアトレーニングの機会となっています! 毎回、他の参加者の構成力に感嘆しっぱなしです。勉強、勉強。

今回も楽しい時間を過ごすことができました。 お題によっては頭が真っ白になることもありますが、集中して考えると4コマを埋めることができてスッキリ〜。 皆さんの描く作品からそのかたの考え方や感じ方に触れることができたり、笑いがあったりと、作品のシェアはとても楽しいです。 主催者の三田さんと、開催当初から参加されている方は『感性が磨かれてきた』というお話をされているそうで、私もだんだんそうなる?!と思うとまた楽しみです。 また参加させていただきます(^^) ありがとうございました。