4コマの世界が現実に!

4コマ

第10回目をむかえた4コマプレゼン会。今回は2名の新しい参加者を迎えることができ、個性豊かな視点を感じる深イイ時間となりました。

お二人は、私が開催している別イベント「読書しない読書会」に参加頂いたことがあります。「本・読書」というテーマだけでなく、「書く」「話す」という部分にも興味をもって頂きとてもうれしく感じました。

日常生活で「読む」ということは、比較的自然におこなっていると思います。しかし、「書く」ということはどうでしょうか?ペンで紙に何かを書こうとした時、「久しぶりだな~」と思うことはないですか?スマホやPCが普及した現代では、字を書く必要に迫られることが少なくなってきています。

そんな現代において自らペンを取り、考えて考えて文字や絵を書くという行為自体が貴重な時間になると思っています。4コマなので“起承転結”を各々で考えてメンバーと共有するのですが、そこにはそれぞれの個性があふれていてメンバーのふとした日常を垣間見ることができます。人によって違う視点には、私も毎回考えさせられます。

今回、ある方の4コマで、「道に迷っていそうな人に出くわした時どうするか」という話がありました。それに対するアクションとして思い浮かぶものはふたつ。
①自ら声をかけ道案内する
②無視して通り過ぎる
私は②を選択するかなーと応えました。なぜなら①を選択した場合、「そんなおせっかいは必要ない」と逆に迷惑がられる恐れがあります。それに、過去そのような痛い思いをしたこともありますし、本当に困っていたら声をかけてくるだろうと考えているからです。

そんな話題があった4コマプレゼン。終了後に私は一度荷物を自宅に置いてから参加者と新宿末広亭に向かおうとしたところ、参加者の皆さんと外国人の方がスマホを見ながら道でなにやら困った感じに話し合っているではないですが。
このシチュエーション…、確か4コマで…!しかも私も話に入って目的地の住所を見ると、なんと私のマンション!?もちろん丁寧に道案内をしました。外国人にはとても感謝され、自国タイのお菓子までいただきました。

日常にはこんな4コマのような実体験があるんですね~!(私一人では無視していたかもしれませんが。。。)
よく未来を具体的にイメージすればするほど現実になると思って生活していますが、まさに4コマを通して具体的にイメージしたことがすぐに現実になりました。

「考えて、イメージして、それを紙に書いて、人に伝えること。」4コマプレゼン会は、夢を現実に変える一歩を踏み出す会なのかもしれません。

また、本日はもうひとつ偶然にも貴重な機会をえることができました。いつもどおり4コマプレゼン会の後、寄席を観にいったのですが、その日は落語家の名を受け継ぐ大事な襲名の日でした。そんな大切なイベントに立ち会うことができ、とても充実した一日となりました。

 

あっというまに4コマプレゼン会は今回で10回目となりました。
主催していて思うことは、書き続けることに意味があるということ。4コマで書くテーマの一つである「日常」は、日記のように思えます。内容は人それぞれですが、自分のその時の思いを表現した4コマを後々見返した時に、新たな自分の傾向や発見につながります。

今までみなさんに書いてもらった4コマは私の方で保管させていただいていますが、次回からは自身で読み返せるような日記帳スタイルに改善して、その意味をわかってもらえればと考えてます。