”4コマワークショップに参加して、頭の中も気持ちもクリアになりました。”
そのような感想をくれたのは、4コマワークショップの開催場所として利用しているNagatacho GRiDを運営するガイアックスでブランド推進を担当し、兼業女優として舞台を中心に活動中の大川さん。
4コマを書いてるときのエピソードから実際に書いてみてどんなことを思ったのか?詳しく感想を伺いました。
-早速ですが、4コマワークショップの感想を、4コマで書いてもらっても良いですか??
たしか最初に「最近あったこと」というお題があって、私は、毎日あちこち行って、楽しいことをしているつもりだったのですが、よし、書こう!と白紙の4コマを前にしたら、あれ、おや、いろいろあったはずなのに何があったっけ?となってしまったんですね。
日々、Facebookで「たのしかった!」ってアップしていたのはなんだっけっ?てなってしまって。(1コマ目)
そこで、「そうだ!スマホで確認しよう」と思ったけど、やっぱりスマホ見ちゃだめだよなーて。その後、断片的には思い出してきたけど、4コマにならないなーと悩んで。それでいて周りを見ると、みんなが書いている鉛筆の音や、コシコシと消しゴムを使っている音がして。。。
もうスマホなし!って覚悟決めて、スマホを紙と鉛筆に変えるぞって。
そしたらハッと浮かんで、なんとかお話になりました。(2,3コマ目)
この4コマ目に書いてある「clear」は、課題もクリアできたし、書いたら頭の中もクリアになったという意味のオチです。(4コマ目)
それと4コマで書いた話は、一年弱経った今でも覚えています。
スマホの中にあるカレンダーと写真、Facebookにアップしたことはそこで消化してしまっている。だけど4コマで書いたことは、一生懸命考えて書いたことだから覚えているんですかね。
頭の中も、気持ちもクリアになることは、あんまりしたことがない経験だったなって思っています。そして、「鉛筆と紙」でというフレーズがすごく気に入りましたし、すごく良かったなぁーと思っています。
-そもそも参加しようと思ったきっかけは??
なんかピンときた(笑)。たしか三田さんも関わっていた朝の座禅イベントのときに4コマについて話してもらったのがきっかけだったかも。マインドフルネスというか、集中する活動として4コマも思えたのかも。
それと、絵が下手でも関係ないよって言ってくれたので、それなら行こう!と。
-そういえば最初は絵が下手で…と話していましたよね。だけど、参加してみて絵の上手い下手は関係ないって思いませんでした?
絵は関係ないですよね。自分の感じたことを絵のようなもので表現しているだけな気がする。例えば、この(感想を書いた)4コマもセリフいっぱいで、全てが絵というわけではないし。上手い下手とかそういった比較するようなことは全く気にしなかったです。
-他の参加者の4コマを聞いてどう思いました?
面白かったです!いまでも買い物の話とか、伊豆でのマラソンの話とか、聞いた話は覚えています。あと同僚も参加していたのですが、4コマを通して知らない一面を知ることができたのも面白かったし、普段ではしない会話をした気がします。
なんというか、みんな素直な時間になっていた気がする。
-みんな真剣に考えたことを話しているからかもしれないですね。
たしかにスマホを使わないからこそそうなっていたかも。
以前、4コマ 三田さんのインタビューでスマホを見ることで答えには辿り着くことはできるかもしれないけど、それは自分で考えている訳ではないという話を思い出しました。
-ありがとうございます。お話を伺って朝の坐禅会の話もありましたが、ちゃんと考えることでスッキリする、言われてみるとマインドフルネスみたいな場でもあるというのは発見でした。
それでいて4コマが楽しくてみんなケラケラ笑ってましたよね。ほんと楽しかったなぁ~、また参加させていただきますね!
インタビュー日:2019年3月