「読書しない読書会」開催レポート第48回目

読書会
48回目の読書しない読書会は、ブックファースト新宿さんにて開催しました。

今回は女性の方が多く、しかも理系科目は苦手と話されている方たち。それが吸い寄せられるようにくじを引くと理工書コーナーに行くことになる人達が続出するという事態に。

ですが、それが皆さんの深い気づきに繋がったのか、思わず聴き入ってしまう本を選んだ理由ばかり。

1例を挙げるならば「短歌を読む科学者」という本を見た時に、科学者が短歌を読むことにまずおどろき、そして、どのように世界を切り取って短歌にしていたか興味がありましたなんて言う話も。

さらに数学者、映画監督、詩人の話が出てくるなど、それぞれが持っている知識が絡み合う知的な場となり、腹八分目どころか、腹四分目でまだまだ続けたかったほど。

ほんと誰もが素敵な経験や知識を持っていますよね。だから、そんな「人」達に触れられるこの時間が大好きなんだなと改めて思いました。

 

以下では、参加者から頂いた感想をお伝えさせていただきます。

 

普段の生活でお会いすることのない方々との会話はとても楽しかったです。自分から動けば世界は広がっていく、知らないことがたくさんあると知る体験を、本を媒介としてできました。

【主催者の三田より】
「知らないことを知る」楽しみ、そして、「無知の知」のとおり知らないことを自覚することもできるのが「読書しない読書会」だと思っています。一つの本が教えてくれることも数多くありますが、そこに本屋という場所と普段ではお会いすることがない人が混ざることでその世界は何十倍にも広がっているのだと思います。

ぜひ、また「世界を広げ」に参加してもらいたいです!

今日も本当に楽しかったです!

読書会で購入する本は、自分が普段手に取る機会がない本ばかり。もしかしたら一生知らないままのジャンルだったかもしれません。苦手だったり、興味がなかったりしたジャンルの本と、自分が今持っている興味関心が繋がった時、とても嬉しく、面白く感じるなあと思いました。

読書会へ参加する度に、新しい本や参加者の方のトークから、知らない世界をたくさん知る事が出来ています。

出会った本によって、今後の自分がどんな風に変わっていくのかが楽しみになっています。ありがとうございました!

【主催者の三田より】
興味関心がつながったときの嬉しさ、面白さは格別ですよね。うまく説明できないのですが「与えられる楽しさ」では超えることができないものかと思っています。主催者ではありますが、私も「新しい本や参加者の方のトークから、知らない世界をたくさん知る事が出来ています。今後の自分がどんな風に変わっていくのかが楽しみです。」
ありがとうございました!

他人の本棚をのぞけば、その人の考えや心をある程度知ることができると思っています。

今回、「本を選んだきっかけ」をシェアすることで、自分の思考を形成する前段階の[無意識→意識]の間を体感することができました。

自分の考えを整理するだけでなく、参加された様々な方の思考が形になる瞬間を見れたことが面白かったです。

【主催者の三田より】
最近は、普通に生活していてもあらゆる情報が視覚的に入ってきてしまうので、「無意識になるのが難しい」のかなと思うことがあります。一方で、「無意識」にこそ「本棚のように、その人の考えや心が現れている」と思うので、時々は大事にしたほうがいい意識だと思います。

是非、また色んな人の思考を楽しみに遊びに来てください!

本を手にとった理由を深く考えることは自分と対話することである、というメッセージに共感して参加を決めました。

「本棚にはその持ち主の理想があらわれる」と言った人もあるように、自分や参加者の皆さんが選んだ本には「これからなりたい自分の姿」が映されているように感じ、とてもポジティブな気持ちになれました。

また面白かったのは、同じジャンルを巡ったにもかかわらず自分とは全く異なる本を選んだ参加者がいたことで、自分が「選んだ本」だけではなく「避けた本」も明らかになったことです。自分の関心事だけではなく、恐れていることや考えまいとしていることも、「本」を仲媒として未来志向的に直視することができた良い機会でした。

主催の三田さん、面白いイベントを開催いただきありがとうございました。実施後にも個別のメッセージをいただき嬉しかったです。 忘年会にも参加したいと考えています。どうぞよろしくお願いします。

【主催者の三田より】

「本を手にとった理由を深く考えることは自分と対話することである」というメッセージには、自分ときちんと対話することの大切さが込められています。

それは、自分で自分のことを認めてあげることができれば、周りのことに流されなくなり、日々悩むこともなくなり、芯ができるようになったという自らの経験があります。
それもあってか基本ポジティブに思われがちで、ポジティブな気持ちになってもらえたのはこの上なく嬉しいことでした。

忘年会も「ポジティブ」に気持ちになっていただけるようがんばります!

最後にinstagramにて感想を記載いただいていましたので紹介させていただきます。

 

この投稿をInstagramで見る

 

📚#読書しない読書会 にハマっています🤔 📕 今年に入って何度か参加させていただいている、読書しない読書会というイベント。 普段自分が読まないジャンルの売り場へ行き、気になる本を手に取り、一冊は実際に購入。そして各々が「なぜこの本が気になり、手に取ったのか」を話す会。 📚 毎回本当に面白くてワクワク楽しくて!私にとって、とても楽しみなイベントになっています😊 主催の三田さん @yochiuniverse か作る場の雰囲気が素晴らしく、お陰でいつもリラックスして参加ができます。 そしてそして、読書会なのに読書してこなくても良いのです!なんの準備もせずに気楽にイベントに参加できるのも好きな点✨ 📗 今回私が見てまわった本屋さんのコーナーは、理工学・システム・医療・化学科学などなど、ガチガチの【理系】のフロア。理系というワードにネガティブな意味で敏感な私(数学と化学は苦手中の苦手なため)は、なかなか自分から近づくことのないフロアです。 📖 お店に入ってすぐにシステムとかコードとか、すでにさっぱりわからない本が並んでいる場所。そんな中で目に入ったのは『#アジャイルサムライ 』という本。まずタイトルが気になりすぎるし、表紙の鍔の写真の色合いが絶妙で気になった!これはほぼジャケ買い。 本を見ながら、「そういえば、このところSEやエンジニアの方と立て続けに知り合ったり、さらに言えば知っている台湾人男子はSEの人が多かったっけ」って思いながら手に取ると、この本の中身は仕事術の話。私はこんなに大きな仕事を動かすこともないかもしれないけど、いろんな事柄に通じる部分がありそうで購入。(参加者の中にシステム関係のお仕事の方がおり、アジャイルとは?ということをわかりやすく教えてくれました😊) 📚 医療のコーナーには東洋医学の本が。私台湾のご飯やデザート好きだけど、あんまり効能のことを知らないなあと思い出す。いろんな本を読み比べて、『#乾くんの教えて中薬学』という本を購入。実は結構高額だったこの本。でも内容の密度と読みやすさからして、損はなさそう!ということで購入。 📘 最後は#ビーカーくん というキャラクターを描いてる方の漫画を購入。研究者の方が作ったキャラクター。理系は苦手だけど、実験器具は好き&この本のタッチが好きだったので😊 📚 そんなわけで3冊も買ってしまいました😅でも、どれもとても満足な買い物。このイベントに参加していなかったら、きっと手に取ることはなかったであろう本が、私の部屋に増えていきます。 📙 普段はいろんな方法を使って情報収集していたとしても、自分から情報を得にいっているのでかなり取捨選択してます。(私は特に台湾のみになる!笑) たまにはアウェイの場所で新しい体験をすると、新しい発見ばかりで知的好奇心がどんどん満たされます。そしてその新しい発見と台湾のことが絡んだりもして、本当に楽しい。まだまだこれからも参加していきたいイベントでした。 #アクティ場

Keiko在台灣(@keiko_zaitaiwan)がシェアした投稿 –