本のミカタ 2019年3月

本のミカタ

こんにちは。読書しない読書会(アクティ場)を主催している三田です。

私は、その時々の興味やそれこそ体調を把握するような感覚で「書店にて本を選び、理由を考える」活動を続けており、その理由を「本のミカタ」としてまとめています。
本屋に行った時、ふと、ピンと来る本との出会いを体験したことが一度くらいはあるのではないでしょうか。

今回は、そんな活動の場である「第40回目の読書しない読書会」で選んだ3冊の理由を紹介します。

今回の開催場所は、三省堂書店 神保町店。私は2Fフロアに行くことになり、そこには文学やノンフィクション、文庫新書の本が並んでいました。自然と興味をもつ本を一冊、一冊を手にとっては理由を考え、これは欲しいと思った本をカゴに入れているときに無意識ではありますが「旅」を意識して選んでいることに気づきました。

というのも今年の4月には台北へ。6月~7月には3週間ほどニューヨークからシカゴへ。その合間も都内を離れての旅・出張を予定しています。また最近、それらの予定を立てたというの行為も大きく関連したのでしょうか。

1.デトロイト美術館の奇跡

デトロイトの美術館の奇跡

6月~7月、ニューヨークからシカゴには車で移動する予定で、その途中、デトロイトに寄ることは決まっていました。デトロイトというと車のイメージ、最近だと財政破綻したニュースを思い起こしてしまうのですが、実際にどうなっているのか?自分の目で見たいとは思っていました。

それもあってかデトロイトという単語にまず反応しました。さらに著者に目をやると原田マハさんではないかと。同著の「モネのあしあと」を読んだことがあり、とてもわかり易く相性のよい本だった記憶が蘇り、思わず手にとりました。

その後、本の帯に書かれていた「市民の暮らしと前時代の遺物、どちらを選ぶべきか?」というコピーと概要を読んだだけでデトロイト美術館に行かなくてはいけない!と、そんな気持ちになり詳細も読みたいと思いました。

特に財政破綻は、借金漬けの日本、特に地方の市町村では近い将来に起こることを想定しておくべきだと考えています。そのときにどういう行動を取るべきかのヒントとなるのではないか?そんな対話をこの本としたいと思い購入しました。

2.グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)

グレート・ギャツビー

アメリカで働いている後輩とヒューストンにあるレストランで食事しているときに、

「その辺の人に話しかけて1分会話できますか?」

という問いをもらったことがあります。それは英語が使えるのと、英語で会話ができることは違うよという意味合いでかけられた問いでした。

何気ない会話をするには、アメリカのこの場所で流行っていることや興味ゴトなど現地のことをわかっていないとできないですよと。そんなことを彼は話していて、各国でワークショップを展開したいと考えてい中では大切なポイントとなった問いです。

そんなことから、その国々で一般教養となっている文学、いわゆる海外文学に興味を持ち始めていました。海外文学コーナーの前を通ったときに、グレートギャツビーの帯をみたときに、村上春樹さんは翻訳活動もしているんだということを初めて知り、どういう基準で翻訳する本を選んでいるんだろうということで興味を持ってパラパラ見てしまいました。

その時、「あ、これは読んだほうがいい作品の翻訳本だ」と直感的に思い、購入することを決めました。この本を読んだから理解できることなんでほんの僅かでしょうが、アメリカに行く前に読んでおこうと思った訳です。

個人的にはこれまで村上春樹さんの本はなんとなくリズムが合わない感じがしていて、それこそ10年くらい読んでいませんでした。ただ久しぶりに読んだらどうなのかなという好奇心も出てきて購入を決めました。

3.本の未来を探す旅 台北

本の未来を探す旅 台北

4コマワークショップというアクティビティを2年以上国内で行ってきました。そして、初の海外開催を2019年4月に台北で行うことが決まっています。それもあって台北行きの航空券を取得したばかりだったので、台北というキーワード、また読書会を主催していることから「本」への関心も当然あり、自然と本を手にとっていました。

「読書しない読書会」やその他の本を使った企画も海外で開催したいと思っているので、この本に書いてある書店を巡りながらイメージを膨らませたり、また次の展開も考える上のヒントにもなるかもしれないということでガイドブック的な意味合いを兼ねて即購入を決意しました。

旅のお供としての本

「旅」をキーワードに選んで今回の本たち。どこか愛着が湧いてき旅のお供に持って行きたくなってしまって翌週の旅に早速連れて行きました。

そういえば「旅」に行く際は1冊とkindleを持って移動してたっけ。
一人旅でも1冊の本が大切な友というかそんな存在になったりするもので、まさに今回の旅でも感じました。

さて、次回の私は、どんな本を私は選ぶのでしょうか?いまから楽しみです。