【第39回】求めている情報が具体的にないときに、何を目的に「本」を手に取るのだろうか?

読書しない読書会 39回

参加者から頂いた感想をタイトルに添えてみました。
言い換えるならば、目的もなく訪れた本屋で、どんな本を手にとるのかということ。
しかも、普段は訪れることがないコーナーだったら尚どうだろう?

今回、感想をくれたその方は、一度も足を運んだことがない理系コーナーにくじを引いた結果、行くことになりました。そこで彼女は、「本のタイトルは全く目に入らず、ビジュアルに惹かれて本を手にとっている自分に気づいた」とのことでした。確かにシェア頂いた購入本を見てもどこか可愛らしさやビジュアル要素が多めの表紙のように感じます。

他にも、「人はなぜ、ゴール1メートル手前であきらめてしまうのか?」という本を選んだ方は、問いかけをしてくれるタイトルに興味を持ってしまったとのこと。もし「ゴール1メートル手前で諦めない技術」など書いてあったら手には取らなかったかもしれないという話をしていただきました。

これらは会話のほんの一部ですが、普段は訪れることがないジャンルの本がたくさん並ぶ中で、感性で本を選び、その中からお金を出してまで買ってきた本には、その人としての物語ができあがります。さらに、本を選んだ理由のシェアを通して本人も気づいていなかった一面に気づくことがあります。

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今天我參加很文青的活動。我不會說明活動內容用中文💦 今天我看平常不看的書的類型。結果買了好看的書。今天活動真的有趣!我很興奮了✨ 新的知識和經驗真的很重要。謝謝! ・ 本日は「読書しない読書会」という、面白そうなテーマのイベントに参加してきました。簡単に言うと、自分が普段行かないコーナーで本を選び、参加者の皆さんとシェアするというもの。普段本屋をブラブラすることはあっても、こうやって全く関係ないジャンルをぶらつくことってあんまりありません。 結果、自分が何を考えてこの本を手に取ったのか、なんで面白そうと思ったのか、そういうことを意識しながら本を探すのは本当に新鮮で、とてもワクワクしました。 ・ その後のシェアする時間では、普段は接することのない、様々な職業や思考を持った方達が選んだ本の理由を聞くことが出来、また今日参加しなかったら知らなかったであろう言葉も知ることができ、本当に学びになりました。 ・ イベントって毎日たくさんのところで行われています。それをたまたま見つけて、その日にその場所へ出向き、そしてその場にいる人たちと会って話を聞いたり空気を感じたり、まさに一期一会の場所であり学びの場所であるんだと、今日は強く感じました! 私も小さな小さなイベントを開催させてもらっていますが、毎回お客様が来てくださるのってありがたい事なんだなあ…と、感謝の気持ちが湧きました。 ・ 元々勉強好きじゃないし、文章書くのも苦手だし、本もそんなに冊数読まないし、アカデミックな場所が苦手な私でしたが、今日は楽しかった! なんだか真面目な感じの投稿ですが、そんな清々しい気持ちになった本日でございました😊 #読書しない読書会

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もちろん一冊の本という成果物を読むことで得ることはたくさんあります。
しかし、決して本を読まなくても普段は行かないコーナーでの1時間が作り出す、参加者同士の思考は、多く視点や気づきを提供してくれます。むしろ本を読む以上に得るものがあるのではないか、そんなことを思う今回でした。

読書しない読書会は、次回は新しく神保町エリアで開催します。
これまで40回続けてきて、本を読まない方も本が好きな方のどちらも楽しめる場だと自信はありますので、ぜひ、お気軽にご参加ください。

3月17日(日)開催の読書しない読書会@神保町の申込みはこちら
イベント予約サイト「Peatix」からも申込いただけます。
Peatixからの申込みはこちら

【2019年3月10日更新】