オンラインイベントの本質はオフラインとの補完関係 第1回:開催レポート

4コマ グラレコ

初の4コマワークショップをオンラインで開催しました。

当日の内容は、ビジュアルにある通り@Kanako Nakamuraさんにグラレコ頂きました。

多くのイベントがオンライン開催される中で、4コマワークショップも開催を検討をしていた。ただ正直、リアルで開催している時と同じ、もしくはそれ以上の価値にできないのであれば開催はしないつもりでいました。

ただ結果的に開催をしたわけで、その決め手となったのはオンライン化することの本質の部分です。それは、時間と空間の制約がなくなること。

4コマワークショップの要素を分解した時、4コマを書く際の「緊張感」、4コマの「シェア」と「シェアを通じた何気ないおしゃべり」の満足度はオンラインで開催することで下がるものだと思っていました。

ただし、逆にオンラインによって時間と空間の制約をなくすことで得られることは、参加者の広がり、それは今までにないエリアからの参加者によって、ご当地ネタなど4コマネタや話題の幅が広がることです。これまでの都内の限られた時間と場所という制約がなくなることで得られる可能性は、下がった満足度を補う以上の可能性もあるのではないかと判断しました。

実際に開催してみると京都から参加していただいた方がいて、それだけで話の拡がりがありました。また実施してみる中で、オンラインでも4コマを書く緊張感は変わらなかったりと想定以上に良いイベントになっているという手応えを得ることができました。

リアルのものをオンラインにしてもおそらく目新しさだけで参加するというケースは増えていき、まだまだ続きていくことでしょう。ただし、本質的にはインターネットが普及したときから変わらないことですが、オンラインとオフラインは補完関係で考えていくことが大事だと思います。

4コマワークショップにおいてもどちらかで開催するだけでない展開を今後取り組んでいきます。

また初開催で慣れない運営ではありましたが、参加いただいた方にこの場でもお礼申し上げます。